会長のご挨拶
会長
折田 信一
西高18回生
「Let‘sGo同期会」の活用で旧交を温めましょう
新型コロナウイルス感染症によって、私たちの生活は想像しなかった変化に直面してきました。外出時のマスク着用が当たり前になり、不要不急の外出の自粛、飲食店の営業時間の短縮。観光地からは人影がすっかり消えてしまいました。
長引くコロナ禍によって日常生活のみならず、事業に支障をきたしたり、罹患したり、さまざまな影響を受けている皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、1日も早い事態の収束をお祈りしています。
いまだ出口が見通せない状況にあって、本年5月7日開催予定の総会・懇親会は、昨年に続いて延期を決定させていただきました。また、次回開催については、今後のコロナ感染者数の推移や社会情勢などを勘案しながら、開催日時を決定次第、速やかにご案内申し上げる所存です。どうぞご理解を賜りますようお願いいたします。
例年、同窓会活動の一環として行なってきた本部・他支部との交流、東京臥牛会連絡会及び在京他校同窓会との交流会も、2020年からすべて中止になっております。当会唯一の最高議決機関である学年幹事会は、今年も対面での開催が叶わず、議決資料等を郵送してご承認いただく書面会議とさせてもらいました。
事務局会議についても昨年は2回のみの開催でした。会報の発行、総会開催の是非、事業計画、役員改選等、最低限の案件処理に留まりましたことをお許しください。
そうした中で、特に皆様にご報告したいのは、ホームページのリニューアルです。東京支部のホームページは10年前に新設され、記事の追加や情報の更新などの運営業務は外部に委託してまいりました。しかし、少子化と高齢化によって、年々、会員数が減少しており、それはそのまま同窓会活動を支える年会費納入額の減少にもつながっています。そこで、経費削減に加えて、将来を見据えてITによる情報発信の充実も視野に入れ、無料ホームページ作成ソフトJimdo(ジンドー)を利用することにしました。Jimdoは、ドイツで誕生した世界的に人気のあるホームページソフトです。すでに、今年2月からJimdoに移行しましたので、URLまたはQRコード(上段に掲載)でご確認ください。今後はホームページの一層の充実、更新のスピードアップなどに取り組んでまいりたいと思っています。
さらに、今年度限りのハッピー企画として『Let’sGo(レッツゴー)同期会』を実施します。延期となった総会・懇親会に代わって、同期会の開催を提案し、出席人数に応じて増額補助金(下段参照)を進呈します。申し込みは、東京支部ホームページから申請書をダウンロードしてお手続きください。開催報告書に写真を添え、ホームページに投稿することが申請条件となっています。
今年になって3回目ワクチン接種の実施、経口薬の承認、新治療法の開発など明るいニュースも飛び込んできています。笑顔で皆様にお会いできる日が近いことを念じつつ、今後とも同窓生の皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
2022年4月
新任のご挨拶
令和元年を迎えた新緑のさわやかな五月、目白の椿山荘に於いて第18回つゝじケ丘同窓会東京支令和部総会が行われ、3期6年にわたり事務局体制及び会報編集体制の強化、ホームページの拡充等、多岐にわたりご尽力戴いた佐々木会長の後任を引き受けることになりました。 微力ながら新しい役員、学年幹事、事務局員の方々のお力をお借りし、同窓会の発展に尽力したいと思います。皆さんのご支援を心からお願い申し上げます。
会報にてご案内のとおり、この4月から函館西高は函館稜北高校の募集枠を統合し新生『北海道函館西高等学校』としてスタートしました。もちろん、校章、校歌、制服などは新しくなりますが、校名と校舎は今のまま、八幡坂上のつゝじケ丘の地で生徒たちは学びます。明治時代の庁立函館女学校の時代から4代目の学校になりますが、元町の函館山山麓に位置し、函館港や駒ケ岳を眺望する素晴らしい環境で私達が青春を過ごした学校が、今後も末永く存続し、多くの後輩を生み出してくれることに、同窓生一同ほっと胸をなでおろしております。
昭和60年に始まったこのつつじヶ丘同窓会東京支部も、何とか毎回200余名の参加をいただいております。高齢化と上京する卒業生の減少から年々その母体が細ってきているのですが、もう少し若い世代(50代)の勧誘を積極的に推し進めたいと思います。
若くしてふるさと函館を離れ雑踏の大都会で過ごしていると、年齢と共に望郷の念に駆られます。「人との繋がり」、「同郷のよしみ」、「絆」―。同窓会に参加し先輩、後輩と旧交を温める機会を持てば、どこか心が和み明日への活力が生まれる、そんな会にしたいと思います。
2019年6月
会長 折田 信一